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2018年6月4日月曜日

(少女前線/Girl's frontline)世界観解説: 「第3次世界大戦と南極の独立」

固有名詞と地球1周分の伝言ゲームで意味がわからないけどなんとかしていく。


第3次世界大戦と南極の独立

第3次世界大戦の期間は2045年4月15日から2051年6月29日に渡る。崩壊粒子雲が成層圏まで広がった事による通信障害で、ほとんどの衛星が通信不能になった。これによって長距離弾道ミサイルは迎撃手段の回避が困難になり、飽和攻撃を実施しても効果的に目標を無力化することは困難だった。開戦直後のミサイル攻撃は、国家に大きな損害を発生させず、膠着状態を招いた。無線封鎖を行っていたロシアの戦略原潜は、大量のICBMによる飽和攻撃を確認した。そのため核戦争が始まったと判断し、搭載していた中距離SLBMの発射準備を開始した。これに対する迎撃はなかったようだが、SLBMへの誘導手段が効果的でないために大都市には命中せず、代わりに高放射線量の地域を複数発生させただけだった。こうした状況は直接的に核戦争の激化を阻止する事になった。国家間の戦いは成層圏での航空戦に移行し、核巡航ミサイルを搭載した戦略爆撃機が核攻撃へ向かった。空からの敵を排除し自軍の航空部隊を守るため、3度に渡って大規模な海上での航空戦闘が発生した。その結果艦隊と航空兵力の半数が失われ、戦争は最後の段階へと進んだ。戦争の目的が汚染されていない土地の確保へと変わったことで、地上での戦闘はこれまでにないほどに激化し、人類史上前例の無い激しさとなった。戦争は人口減少に拍車をかけ、更に多くの非汚染地域が破壊によって無人地帯になった。6年にも渡る戦いで3000個師団以上の兵士が消滅し、最早新たな戦闘は不可能となった。残った中国、米国、ロシア等の国々は戦争終結に向けて協議を開始し、ついに戦争は終わった。とはいえ対立関係は依然として残っている。領土の縮小と重工業地帯の移転の後、生き残った国々は国力と繁栄を取り戻すために時間が必要とした。主権の大部分は崩壊し、一つの国家が独力で国民を守ることはできなくなった。そんな中、平等な社会と生産力の集中を強調するルクセト主義が提唱され、国際的に受け入れられた。 2062年には国連が再結成され、2年後にはルクセト主義国家連合(UURSG)が創設された。これは人類の新しい時代の始まりだった。

 第1次ベイラン島事件以前の2023年。南極大陸の氷床の下にある巨大洞窟で未知の文明の遺物が見つかり、史上最大の遺跡であると確認された。UNBASは以前ほど力を持っていなかったが、優秀な科学者と得られた資金で南極大陸の遺跡の発掘と解析を開始した。この計画を主導したのはジョナス博士とリー・デミング博士だ。地下洞窟という環境に助けられて、発掘作業はELIDの感染が発生しても他の地域に影響が及ぶことを心配する必要はなかった。発掘に参加した人員は全員ELIDに対する耐性を持つための遺伝子強化を受け、最新型の「ウェイトベアリング」も装備していた。その後10年間、リー博士は安全で信頼性の高い逆崩壊要塞と地下都市の建設に取り組んだ。[11].高さ1217mに及ぶ大規模な人工逆崩壊ゲートは、地下都市の市民全員が見ることのできる唯一の巨大建造物だ。ジョナス博士は遺構技術の解読と解析を同時かつ重層的に行った。最初の技術的飛躍はたった20年後のことだ。崩壊技術を用いたスーパーコンピューターの活用により、微細な物質であれば構造モデルの計算が可能になった。その2年後の2047年、人類初の制御可能な実験用逆崩壊反応炉が建造された。

 2045年に第3次世界大戦が勃発した際、南極の地下都市は自衛のために独立を宣言し、完全な中立の立場をとった。中立宣言の後、地下都市へ入る方法は全て封印され、20年に渡る鎖国が始まった。戦争が彼らについての記憶を埋没させ、南極の遺跡に関する事業は、国家の指導者層から忘れられていた。

 南極遺跡の発掘開始から50年後、オイルタンカー事件[12]の発生によってUURSGは南極と接触することになる。南極はこの50年間を、崩壊・逆崩壊技術の研究に費やした。そのため技術的優位はまだ研究段階でありながら、UURSGを遥かに引き離していた。[13]

※注は省略。

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