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2018年5月1日火曜日

Sigma 30mm F2.8 DN Art(Sony E-Mount)

なんとなく撮っただけで写真っぽくなる気がする。

お手頃な小型単焦点

 手に取りやすい値段で、小型で、なおかつキットレンズにできないことができるという点に於いて「Eマウント版EF 50mm F1.8 STM」ともいえるレンズ。
キヤノンの代表的撒き餌レンズ

 純正のSEL50F18に比べると明るくはなく、SEL30M35のように近接撮影が可能なわけではないが、それらよりも安価でなおかつ小型、そして出てくる写真はキットレンズよりも遥かに細かく写っているという非常に優秀なレンズ。しかもフードが付属する。特に2万円を切るお値段は全体的に高価Eマウントレンズの中では異常な程安い。
電源が切れるとカラカラと音がするけど仕様です。

 現行のα5100/6000のキットレンズであるSELP1650は小型軽量な「ズームレンズ」かつ手ぶれ補正ありという、初めてカメラを持った人が使うレンズとしては高機能なレンズだが、一方で画質には妥協が見られる。α6000は比較的低価格な一眼カメラではあるが、単焦点レンズやより上位のレンズに交換すると、「流石一眼カメラ」的な写真が撮れるようになる。
だからレンズを買おう(沼からの呼び声)


でも大体の人ってキットレンズで満足しちゃうよね・・・。
追記:
なんかものすごく値上がりしててワロタ

MTF

 公式サイトからそれぞれのレンズのMTF特性を引用。まあ数値だけで評価できないものもあるし、世の中にはレンズ付きフィルムで写真集を出す人もいるので結局は撮影者次第。
(レンズを買ってくれる人は歓迎ですよ。)

SELP1650のMTF特性

30mmF2.8のMTF特性


写真

 キットレンズに比べると遥かに細かいところまで写る。絞り込んだSELP1650よりもきっちり写ってくれるので、個人的にはこういう人工物に向いているような印象。

 冷たい感じの物を撮るとものすごくそれっぽく写る。全体的に青っぽいというか寒色系な感じがする。

 逆に花を取ってみるとなんか違う。現像で調整を間違えているのかもしれないけれどもなんか雰囲気が生ものに合わない。でも細かいところまできっちり写るのは良い。

 ボケはよくわからないけど、絞ることが大前提だったSELP1650のことを考えるとボケるだけ良いのでは。あとなんかやっぱり雰囲気が合わない。

 35mm換算で45mm相当の焦点距離はなんか中途半端という話があるらしいけど、個人的にはこの画角が好き。まあこの画角について言いたいことはマップカメラの中の人がフォトレビューで書いてくれていたので引用。

もっと簡単に言えば日常生活で目の前にあるものを撮ることを意識すると良い。
やっぱりプロの売人は違う。 

その他言いたいこと

 単焦点の良いところは、「ズームする手間がないのでとりあえず見えているものを切り取る事に集中できる」事だと個人的に思う。とにかくシャッターを切りまくればそのうちいい写真が出てくる。フィルムカメラと違って数を撮れるし、構図とか被写体が写っていれば後処理で何とかできるので、とにかく難しいことを考えずに自分が「オ、ナイスデザイン」と思ったものを撮ればいいだけ。

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