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2018年5月11日金曜日

(明日方舟/Arknights)世界の記録(5月11日更新)


 公式サイトやSNS等で公開されているあの細長い画像とかのまとめ。長くなるので世界観の記事と分離した。

世界とキメラの記録

「災害の前には何もかも無力ですね。」
「こんにちは、 また会えましたね。私の後をついてくるよりも、あなたは問題を避けるべきだったかもしれません…。」
「あなたの知りたいこと…ごめんなさい。 あの日お話しした事をあなたはあまりに重要視しているかもしれません。 でもあれは何気なく言っただけです…。」
「私は他の人と違いはありません…体も…心も…。」
- アーミヤ

 灰色の薄暗い雲が風によってはるか遠くの地平線へと流れていき、霧は山と空の境界を曖昧にする。気温は零下まで下がり、 吐き出された息は瞬時に白く変わる。眼下に広がる大地は黒く、不毛の地と、そして廃墟が広がっている。 この光景は、我々が文明世界から来たという事実を忘れさせてしまう。
 年老いた語り部は我々に一度こう言った。嵐・隕石・洪水・地震…天災はこの星からの警告であり、この星に眠る力は、我々の持っている全てを簡単に破壊してしまうだろう…。おそらく、私が見ているこの荒れ果てた大地はその証明なのだ。我々は今まで文明を強固な要塞のように考えていた。だが今となっては、要塞よりも脆弱な温室と言ったほうが正しいのだろう。

アーミヤ


「あなたがそう言ったからには…何を渡せばいいでしょう?手ぶらで帰るつもりはありませんよね」
「わかりました。写真をとっても構いません、1枚だけなら…。」
- アーミヤ

 この種族に関する情報の大部分は書物にしか存在せず、血縁者との違いを通じて特定されている。遺伝子的な違いにより、それぞれの個体は外見的にも大きく異なる場合がある。
 自然災害の発生頻度が上昇した鉱石工業時代の間、 国家間の緊張はこのような混血種の誕生をほぼ不可能な状態にしている。 もちろん、長寿命化のための知識だけでなく、キメラを誕生させる事ができる危険な方法も存在しているようだ。
ただし、彼女が嘘をついていなければの話だが。

 これからは、計画された時間に厳密に従わなければならない。


ペンギン・ロジスティクス


「誰しも秘密を持っているものです。」
「秘密で死ぬ人もいれば、秘密で生きながらえる人もいる。」
「私共の仕事は必要とする人々に秘密を届けることです。」

 災害が近づけば、荒廃以上のものが発生する。私は空気に張り詰める緊張を感じることが出来た。 全ての船の出入り口は武装した警備員によって守られている。私は彼女が行く代わりとしてこの写真を届けなければならない…不安になる中、私は急に「あの」身近な物流会社のことを思い出した。
 時計が時針と分針できれいに分けられる時間、私の所にテキサスと自分を天使と名乗る少女がやってきた。驚いたことに、彼らのポスターのいたるところに出てくるペンギンを見ることはできなかった…。
「またのご利用をお待ちしています。」
 テキサスは荷物と代金を受け取るとチラシを渡してきた。

ペンギン・ロジスティクスの従業員の来歴

  ペンギンロジスティクスはXXXX年に創業した民間の運送会社です。特別な需要拡大に伴いXXXX年に龍門へ移転し、龍門とその周辺地域を主要な活動範囲として営業してきました。龍門における特別な運送事業者として、 ペンギンロジスティクスは比類なき確実性と機密性を併せ持った高度な輸送サービスを提供しています。
 私たちは全ての依頼主と協力して、お客様の要求に合わせた最高のサービスをご用意致します。我が社の武装配達員は、あなたのお荷物が最高の正確性、安全性、スピードで目的地に到着することを保証いたします。
 ペンギンロジスティクスは99%以上の荷物を確実に配送し、荷物の破損は0.1%です。
補足
 我が社は顧客のニーズにとって最適な武装輸送ソリューションを提供し、知識も経験も豊富なスタッフが納品を行います。依頼の性質上、ご希望の集荷日の2日前には依頼の詳細をスタッフにお伝え下さい。機密性の高い上位の配送サービスをご希望の方は、特別なチャンネルをご利用ください。
 依頼の成功を確実にするため、いかなる第3者とも依頼の内容に関する情報や特別な暗号鍵を共有しないでください
**規約が適用されます。

テキサス

ベルトの下に隠された多くの経験によって、彼女はあらゆる非常事態にも冷静に対処できる。彼女の信頼と誠実さは高く評価されている。近接戦闘が得意な彼女は、多くの脅威が潜む広い地域を掃討することに優れている。

エクシア

複数の遠距離武器や関連する戦術と訓練の専門家。様々な技能を自由に組み合わせることで、 彼女は効果的な援護射撃を行える。そのため仲間の戦闘効率を大きく高めることができる。

記録

ペンギンロジスティクス。ライオンズから龍門まで、どこでも何でも輸送する事から、裏社会の運送会社と噂されている。彼らの安全性と配達時間の正確さは折り紙付きだ。何でも、彼らの広告によれば…
 荷物が目的地に決して到着しない事や、依頼主も配達員も失踪してしまい二度と見つからなくなる事もあります…。私は彼らは大きな賭けをこなしていると思います。彼らはこのような完璧なセキュリティのサービスを提供できる唯一の存在です。

 ゆるい絵が書かれたこれらのポスターにもかかわらず、私は何が起きているのか不安になった。

ブラックスチール・インターナショナル



 時々砂利がフロントガラスに当たる音以外に聞こえるのは、車のエンジン音くらいだ。どうやって会話を切り出そうか考えていた頃に、車は監視所のような場所で止まった。
遠くから近づいてくる少女は小型無線機に話しかけている。
「RI106-フランカ、 RI107-リスカム。我々はロドスアイランド追跡の容疑者を確保した。」

 「ブラックスチール」、正式名 「ブラックスチール・インターナショナル」は民間警備コンサルタント企業であり、同時に最も有名な民間軍事会社でもある。一般的な武装組織に加えて、幾つかの「生物学的防護対応専門部隊(B.P.R.S)」を設立したことを仄めかしている。 オリジニウムとその感染者に関連する事態に対処可能な少数精鋭の部隊だ。これにり彼らのセキュリティサービスは、災害後の兵站及び救護を含む幅広い範囲をカバーしている。しかしそのような備えにもかかわらず、彼らが困難な状況に直面する事が増えている事が最近の資料で示されている。

ロドスアイランド

ロドスアイランドの公開情報は、彼らが武装紛争に関与していることに言及しない。しかし所属する人員や警備部隊から、プロ意識のようなものが垣間見えることがある。ロドスアイランドは設立されてからほんの数年しか経っていない事から、私の頭の中には多くの疑問が浮かんでいる。公開されている情報から、ロドスアイランドとブラックスチールは競合関係にあると信じていた。今良く見てみると…彼らの間には別のいくつかの繋がりが存在するかもしれない。

「待て、君たちはブラックスチールから来たのではないか??」
「すみません。非常時につき、今はロドスアイランドのために動きます。」

ブラックスチールの人員の来歴


リスカム

彼女の盾と角から、彼女が魔法に精通している事は明らかだ。
 多くの人が言うには、彼女は例え全く深刻でないものでも、全て真剣に扱おうとするのだという。そのせいで、同僚から彼女はしばしば「優等生」とからかわれている。それでも、この性格は彼女が自分の限界を超えるための鍵になった。リスカムは幾つかの案件でフランカと協力しているようだ。

フランカ

彼女に関する幾つかの報告書によれば、彼女はブラックスチールの有力なメンバーの一人とされていたこともある。しかし、数年前に彼女は自身への連絡先の更新を止めた。これは彼女が感染者検査を国際的に回避しようとしているためだと私は考えている。 私の聞いた話では、彼女は性格を偽り、目標の意図を理解することに熟練している。彼女と直接会っている間、彼女の表情はいつも私を不安にさせた。彼女はB.P.R.Sの徽章と、不思議な模様の入った奇妙な形の剣を身に着けている。

「「また」あなたの行動を制限した事をお詫びします。あなたが協力してくれることを願っています。」


龍門近衛局

 チェンは荷物から取り出した写真を持っている。何を考えているかは見当もつかない。
彼女の後ろに立っているのは龍門の担当者だ。彼の声は丁寧で堂々としている。 
「この人物の重要性を知っているのなら、彼女の所在を教えて欲しい。」

「いくらか時間を割いていただくことになるでしょう。それと」
「これからあなたには絶対的な秘密の厳守と協力を求めます。」

記録

龍門の保安部門と実働部隊の連携は集中的で容赦なく、そして効果的だ。自然災害によって鉱石病の感染の問題が起きた場合には特に。
 古く厳格な階級制度と安定した選抜制度は、安定性と新しい血の受け入れを両立させている。彼らは他国から渡来する外敵や災害からこの孤立した方舟を守護している。

チェン

龍門近衛局の若き調査官。彼女は自分の姓しか明らかにしていない。また不思議なことに彼女は近衛局の戦闘服を着用していない。

「彼女は今どこにいる?」
写真の少女を指差しながら彼女は言った。
「正直に答えてください。」


「その子が必要だ。私の機嫌を損ねたくなければな。」
龍の顔を持つ人物は私にそう言った。
私は怒らせてはいけない人を怒らせたのかもしれない。

統治者

各都市にはそれぞれ統治者がいる。しかしその中でもウェイ・イェンウーは私に最も大きな印象を与えた人物だ。由緒ある血筋を引く彼のやり方は強硬だ。彼の視線は鋭く、同じ場にいると息苦しく感じさせるほどだ。しかしそのような人物でさえ、不安のようなものを視線からちらつかせることがある。
 私は彼らと関わる日が来るとは全く思ってもいなかった。しかし一度関わってしまった以上、おそらくもう彼らから逃れることはできないだろう。

「それが何時のことだったかもわからないか。この人物の情報を君が誰に渡したかったはともかく、それよりも......」
「我々は自然災害と感染者に対抗できる専門家を必要としている。」
「チェルノボーグは間もなく反乱と災害で壊滅するだろう。その混乱が龍門に及ぶ前に、彼女を見つけろ。」


数字


 私は一時的に自由を失った。今は龍門近衛局のホールで彷徨うことしかできない。
小麦色の肌と長い耳、そして黒髪の若い女性が長いベンチに腰掛けている。彼女が頭につけている蛇の形の装飾品はとても印象に残った。
 私が近づくのを見て、彼女は無言で去っていった。彼女のいたベンチには、紙切れが残されている。
 そこに書かれた数字は…


ペンギンロジスティクスでの41日目


ペンギンロジスティクスでの勤務41日目
グループ ペンギンロジスティクス - テキサス組
時刻 PM 18:00

エクシア
「よう。ロドスアイランドの丁稚のAさん。久しぶりじゃん。 テキサスはどこだい?」
「外回りは終わったのかい? さっきまでこの近くにいたのを見たんだけど…。」

「え? なんでまだ人手が必要なんですか?言われた仕事は私は全部終わらせましたよ!」

「クロワッサンはいつもどおりにまだやる気満々の様子だからさ!」

「ええと…そばにいるその人…私にはやる気が有り余っているように見えるんですが」

なぜ私がペンギン・ロジスティクスで働いているのか、
そのきっかけは一月と半月前の事だ.....

回想
カルシ
「アーミヤ、あの人にさせる仕事をそろそろ見つけましょう。」
アーミヤ
「私達とペンギンロジスティクスは常に協力してきましたから、向こうは最近人手が足りないという話も聞いています。
もしあなたがよろしければ、これから手伝いに行って頂けないでしょうか?」

その「やる気のある女の子」はまだ働いている。
彼女にとって1週間後の決算がとてつもなく重要らしい。

「という訳で丁稚のAさん。あんたも彼女みたいに一生懸命働く方法を教えてもらうべきだよ。」
「その元気が….一体どこから湧いてくるのかわからない…。」

???
「聞いてたよ!なんで私が元気かって? もちろん元気を買ってきたからよ!」

こういった有能な人々がいるので、
見た所、求人を出していない事もどうでもいいようだ…。
そこでこう考えることにした。
こういう所では、自分の仕事を他人にやらせても失うものの方が多くなるからだろうと。


以下確認が完了次第追加予定。

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