概要
ソ連空軍のマルチロール機の中でも異彩を放つのがこの機体。搭載する爆弾がクラスター爆弾という重大な問題があるが、空対空戦闘も地上攻撃もこなせる機体。特に圧倒的に小さい旋回半径が特徴で、ドッグファイトになれば確実に敵の後ろを取れる。でも短距離AAMが無いので接近戦は絶対にしてはいけない。正直に言ってしまうと、カタログスペックだけが輝いていて実際に使おうとするとかなり癖が強い。クラスター爆撃機は対空車両を無理やり撃破しに行くための特攻機に近いので、そのためにコスト145を支払うのは辛い。ステルス性も相手がペトリオットを出すと無意味になるので、敵がレーダー対空を用意しておらず、なおかつ対ヘリ対空を撃破したいという限られた状況においては活躍できるかもしれない。
比較
似たような性質の機体にはKF-16C Block52DやF-4EJ改があるが、前者より安く、後者よりも空戦能力が高い。中距離AAMとステルス性を考えると後方から援護射撃をするような運用が求められる。かなりの操作量が要求されるが・・・。
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