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2016年2月5日金曜日

[Wargame:Red dragon]高射特科の憂鬱(旧版)

航空攻撃で攻勢が止まりがちな人たちに。

 敵の空飛ぶ悪魔に対してミサイルや機関砲による攻撃を行って鉄の棺桶に変換するナイスな奴らが対空ユニット。これを欠いた状態で攻撃を行うと航空攻撃で地上軍が吹き飛び、防御すれば航空攻撃で地上軍が吹き飛ばされる。

分類
対空ユニットの装備する対空火器は攻撃手段、レーダーの有無、用途などで分類できる。

攻撃手段
 対空ユニットは大きく分けてミサイル(SAM)と機関砲の2種類に分類される。また火器による分類以外にもレーダーの有無による分類もできるが、ここではまず攻撃手段について説明する。多くの対空ユニットはこのどちらかを搭載するが、ごく一部のユニットは機関砲とSAMの両方を装備する。
どちらも一長一短で優劣をつけるのは難しいが、機関砲は継戦能力と照準速度に優れ、SAMは射程と単発火力に優れる傾向にある。


レーダーの有無
 対空ユニットについて考える上で、武装がレーダーを使用するか否かは無視できない。レーダーを使用する武装にはRAD属性が付与され、対固定翼機に対する射程が長くなる他、上空視界も強化されるために固定翼機をより遠距離から発見可能になる。ただしSEAD機の装備する対レーダーミサイルの攻撃対象になることには注意が必要である。
 レーダーを使用しないユニットはSEAD機による攻撃の心配はないが、上空視界、固定翼機に対する射程、照準時間の面でレーダー装備のユニットに劣る。一般に非レーダーの対空ユニットは対ヘリ、レーダー装備の対空ユニットは対固定翼機向けの場合が多い。

用途(射程)
 対空ユニットの射程は対ヘリと対固定翼機の2種類が存在する。一部の高級ユニットを除けば大抵の場合どちらかの射程が長い。対空ユニットの用途は基本的にこのどちらが長いかが基準になっていると考えて差し支えない。

以上のように多様な武装が存在し、それらを歩兵、車両、ヘリ等に装備することで対空ユニットは成立する。


対空歩兵
 携行式対空ミサイル(MANPADS)を装備した歩兵。ミサイルが小型なため射程が短く、威力も小さい代わりに安価であり、歩兵であることから極めて見つかりづらい。基本的にはヘリコプター向けの対空ユニットだが、安価であることを活かして数を用意できれば固定翼機も撃墜できる。
 装備弾数と耐久値には注意が必要。対空歩兵は多くが2人編成で、持っているミサイルの数も多くはない。

・対空自走砲
 当然だが支援カテゴリに存在している対空ユニットすべてがこれに属する。


対空ヘリ
 対空ミサイルを装備したヘリコプター。その速度を活かしてヘリボーン部隊の護衛として運用できる。偵察ヘリの中にも対空ミサイルを装備した機体が存在する。最大の利点は主敵となるヘリコプターの攻撃を受けにくいことである。


運用上の諸注意
分散配置と陣地転換
 敵から見ると対空ユニットは自軍の航空機に対する重要な脅威であり、偵察と並んで攻撃を受けやすいユニットである。そのため対空ユニットはできるだけ分載して配置し、更に攻撃を行った場合はすみやかに別の場所へ移動させることが望ましい。集中配置を行っていた場合は砲撃でまとめて破壊される危険があるだけでなく、対レーダーミサイルによる攻撃を受けた際、撃破されていないユニットの士気が爆風によって低下して防空能力が低下する危険がある。


SEAD対策
 対レーダーミサイルはレーダーが使用されている場合にしか発射されないため、RAD属性の付与されている武装をOFFにすればSEAD機による攻撃を受けなくなる。ただし対レーダーミサイルはゲーム中最も弾速が速く直進性が強いミサイルの一つなので、発射された後に動かなければそのまま当たる。


射線の確保
 地上ユニットと同じように、対空ユニットも射線が通っていなければ攻撃を行うことができない。森や丘の向こうに敵航空機がいる場合などは射線が通らない。

STAT属性
 対空ユニットは一部を除いて停止しなければ攻撃できず、またSAMの中には命中するまで動けないGUID属性を持っているユニットが存在する。そのため攻撃時に対空ユニットを前進させる場合は通常の移動ではなくアタックムーブを用いたほうが操作量を節約でき、操作ミスによる無駄な損害を防ぐことができる。








 

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