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2021年9月11日土曜日

(Wargame: Red dragon)南アDLC配信時のバランス調整

Eugen、バランス調整もするってよ。

※細かい誤字と内部パラメータ関連の記述を追加しました。

概要

南アフリカDLC配信と同時に配信される予定のバランス調整のまとめ。かいつまんで説明すると

  • ユーロコープス・バルチックフロント弱体化
  • コモンウェルス・イースタンブロック強化
  • 放置されていた東側軽歩兵の修正

と言ったところ。ソースはこちら

西側

全般

  • M40無反動砲搭載ジープ(ジープ・ローバー・ラム)の装弾数を10発に統一
    • 影響がある国:デンマーク・イスラエル
所持弾数がバラバラだった模様。実際見てみると10発だったり20発だったりする。
使っている人をあまり見ないのでゲーム全体への影響は大きくなさそう。

アメリカ

  • EF-111レイヴンのコストを140から160に値上げ
更に高価に。高性能ではあるので上級者向けのユニットに
ECRよりも高価に。

ユーロコープス

  • ルクレールの配備数を0/3/2/0/0 から 0/2/0/1/0に変更
  • フランスのM270 MLRSが機械化デッキで使用可能に
  • AMX-10RCのコストを30から40に値上げ
  • PAH-2ティーゲルのコストを120から140に値上げ
  • F-4Fピースラインのカード枚数を2枚から1枚に削減
  • PzMrs HS.30のコストを30から35に値上げ
おそらく西側で一番弱体化を食らった。
AMX-10RCの値上げは微々たるものだが、高級戦車と対戦車攻撃機の頭数が減ったことはかなり影響が大きい。

コモンウェルス

  • 配備数ボーナスが0%から10%に増加
  • イギリスのハリアーGR.7の配備数を0/2/0/0/1から0/0/0/2/0に変更
  • チャレンジャー2の配備数を 0/3/2/0/0 から 0/2/0/1/0に変更
  • チャレンジャー1Mk.2のHE弾の射撃速度を減少(APダメージが同じ砲と統一)
  • チャレンジャー1Mk.2のコストを120から110に値下げ
  • SASのコストを35から30に値下げ
  • SASをサクソンAPC・スタルワート(水陸両用トラック)と組み合わせ可能に
  • フェレットENTACのサイズをNormalからSmallに変更
チャレンジャー3兄弟が解散した代わりに準高級戦車と誘導爆弾搭載機が強化
あとSASが使いやすくなる。

チャレンジャー1MK.2の謎調整

APダメージとHEダメージの両方が設定されている火器は内部ではAPダメージとHEダメージで別武器扱いとなっており、チャレンジャー1MK.2はそれぞれの連射速度が食い違っていた模様。ゲーム中では毎分7発と表示されているが、HEダメージの時のみ8発になっていた。

北欧

  • 無し
強いていえば3両出ていた高級戦車が2両に減ったおかげで相対的に高級戦車の頭数が増えたくらい。

ブルードラゴン

  • K1戦車が海兵隊デッキで使用可能に
  • K200装甲車の配備数をKM113の配備数と同等になるよう変更

※K200とKM113について

75年仕様の小銃手と予備軍を組み合わせると配備数が同じにならない。85年仕様の小銃手だと同じになるのでこの辺の調整が入るのだと思われる。

北欧と同じく高級戦車の頭数が相対的に増えた。

イスラエル

  • クルナスのコストを130から140に値上げ
イスラエル弱体化というよりはNATO無国籍デッキに対する弱体化。

東側

全般

  • T-72(一番安いやつ)のコストを45から40に値下げ
    • 影響がある国:東ドイツ・ソ連・チェコスロバキア・ポーランド
嬉しい人は嬉しいかもしれない。レオ1A4とかAMX-30B2と同コストになる。

軽歩兵の性能修正

今回のパッチでは東側軽歩兵の整理、というか今まで適当に作って放置していた部分が修正される。練度が違って同じ武装なのに同コストとか、逆に突撃兵なのに機関銃だけ正規兵練度の性能とか色々問題があった。まあ使う人がいるかどうかは知らない。

ソ連

  • ゴルノストレルキのコストを20から15に値下げ
  • メティス-Mの弾速をミランと同じ速度に変更
メティスMはゴルノストレルキ90年仕様しか使っていない。
というかあれで弾速がミランより遅かったのかと若干驚いている。
ちなみに今回の値下げ対象はゴルノストレルキの通常仕様(90年出ない方)なので安心してほしい。
※90年仕様のゴルノストレルキはスモークマイクロ以前に大暴れしたので強化が入ることはまずない。

メティスMの弾速について

誘導弾には内部パラメータが設定されており、現時点では弾速は600という値が設定されている。これがミラン系列と同じ750に上昇する。SALHの中MATの弾速が1000なので、気持ち速く感じるかどうかという程度。

イースタンブロック

  • 配備数ボーナスが0%から10%に増加
  • ポーランドSTRZELCY PODHALAŃSCY(メティス軽歩兵)のコストを20から15に値下げ
  • OT-62 Vydra-IIの配備数をVydra-Iの配備数と同等になるよう変更
  • SPz BMP-1 SP-1のコストを15から10に値下げ
  • Leichte Schützen(メティス軽歩兵)の配備数を突撃兵練度の軽歩兵と同じように変更
  • LStR-40が機械化デッキで使用可能に
  • 東ドイツのMiG-23BN(クラスター爆撃機)の配備数を0/2/0/0/0から0/3/0/0/0に変更
かつて猛威を奮って弱体化されたイースタンブロック機械化に再び日の目があたるか。
肝心の東ドイツ歩兵の配備数は増えていないので全盛期ほどではないが、バルチックフロントとエンテンテのおかげで存在感を失いつつあったので良い知らせではある。
LStR-40が機械化で使用可能になっても、おそらくMi-24A/Dでしか出ないので評価が難しい。

レッドドラゴン

  • 中国のZTQ-62(偵察戦車)のコストを20から15に変更
  • 中国のZTQ-62-I(偵察戦車)のコストを35から25に変更
  • 中国のPTZ-59(対戦車自走砲)のコストを50から40に変更
  • 北朝鮮のファゴットがVTT-323系列と組み合わせ可能に
  • ゴンボビョン(無反動砲軽歩兵)の機関銃の性能を突撃兵練度のものに変更
  • 北朝鮮のType 59-Iのコストを40から30に値下げ
  • 北朝鮮のType 59-IBのコストを45から40に値下げ
  • B-5のカード枚数を1枚に変更
  • B-5の配備数を2機に変更
中国軍ユニットの型番を言われてどれだか一発で分かってしまったあなたは変態です。
でも値下げされても大きな影響のないユニットばかりなので気にする必要もあまりない。
目立つ調整はB-5がカード1枚で2機出るようになったことで、これでレッドドラゴンデッキを組む際の航空機の組み合わせがかなり楽になった。というか元に戻った。
PTZ-59(中国の対戦車自走砲の安い方)が値下げされたのも地味に大きい。下手な安戦車よりこっちのがいいかも。

バルチックフロント

  • 配備数ボーナスを10%から0%に減少
  • T-55 Pionpsv(偵察戦車)のコストを65から75に値上げ
  • MiG-29 9.13のコストを110から125に値上げ
  • MiG-29 9.13の配備数を3/0/0/2/0に変更し、同価格帯ユニットと揃える
  • XA-185KTのコストを15から20に値上げ
やりすぎたので当然の結果。
特に全裸MiG-29の値上げは歓迎する人が多そう。記事主も大歓迎です。
でも3機揃えればF&Fの中距離AAMを6発ぶちまけて来る様になったのであまり喜べない。
配備数ボーナスの削除とXA-185KTの値上げで、初動からの高速展開が結構辛くなった。

エンテンテ

  • M-84系列の射撃速度を毎分9発から8発に減少
  • N-62Mスーパーガレブの速度を900から750km/hに減少
ゲーム中最高の中級戦車であるM-84Aだが、これでほんの少し弱くなった。
あと対戦車攻撃機が遅くなった。
全体としてみればまだまだ強い。

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