概要
ユーゴスラビアの中級戦車。パット見はT-72だがDLCで追加されたユニットらしくかなり見た目は良い。コスト95、AP19で命中率65%の自動装填装置付き主砲、正面装甲15という絶妙な組み合わせによって、西側の格下戦車はもちろん、煙幕で交戦距離を詰めれば格上の準高級、高級戦車とも渡り合える性能を持つ。
西側中級戦車潰し
AP19の主砲は正面装甲16までの戦車を4発で撃破できる。そして西側の戦車は正面装甲15が複合装甲を装備した戦車の最低値として設定されているため、M-84Aより安価な戦車の大半が正面装甲15以下になる。一方M-84Aの正面装甲は15。これだけだと大したことがないように見えるが、西側中級戦車は基本的にAP16で、この威力の主砲でM-84Aを撃破するためには5発必要になる。
撃ち合いで勝つためには距離を詰めてなおかつ数で勝る状況を作るしか無い。
その他同価格帯戦車との比較
コスト90以下の戦車
安価な戦車はM-84Aに対する対抗手段が全くないといって良い。例えば西側の代表的な中級戦車であるM1エイブラムス(コスト65)は正面から撃ち抜かれる。もっというとエイブラムスの主砲の威力はAP13なので、M-84A1両がノーダメージでエイブラムス数両を殲滅するという状況もありえる。M1IPエイブラムスも似たような状況。運が良ければM-84Aがボロボロになっているかもしれないという程度の違いしか無い。
レオパルト2A1(コスト100)
西ドイツ・オランダの第3世代戦車。性能的には同等で、若干防御に寄せたレオ2A1と火力重視のM-84Aといったところ。しかしM-84Aは自動装填装置が搭載されている。双方が同じように被弾していくと、自動装填装置を持つM-84Aの方が投射できる火力が大きくなるためレオ2A1が撃ち負けてしまう。
K1(コスト90)
M-84Aより安価な戦車の中で唯一なんとかなりそうな性能を持つK1だが、K1の主砲でM-84Aを撃破するためには5発以上命中させる必要がある。一方M-84AもK1を撃破するためには5発命中させる必要があるが、自動装填装置による射撃速度の差がでるためレオ2A1と同じ結果になる。ただしM-84Aの数を削りに行くのなら一番効率が良いかもしれない。
M1A1エイブラムス(コスト115)
M-84Aと撃ち合いになってギリギリ勝てるレベル。M-84AがM1A1を撃破するために必要な命中弾は5発。M1A1がM-84Aを撃破するために必要な命中弾は4発。コスト25分高い戦車を用意してやっと互角というところにM-84Aの優秀さが現れている。
チャレンジャー1Mk.1(コスト105)
正面装甲19。最長射程であればM-84Aをノーダメージで撃破できる。しかし足の遅さと連射速度の遅さが弱点。M-84Aが全力で後退すると取り逃す可能性もある。
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