概要
フィンランド軍の誇る装輪装甲車。強力な機関砲と高い機動性、なおかつ正規練度の歩兵込みでコスト25から呼び出せるという非常に優秀なユニット。その足の速さで初動から突貫し、戦車やIFVの援護のない装輪車両部隊を一方的に撃破する光景は誰もが見たことがあるはず。ちなみに最大48両出せる。(ちなみに記事主は何度かPaddy Field中央でこいつをひたすら垂れ流されてボロ負けした事がある。困ったら戦車と重IFVを呼んで準備砲撃しろ。)
とにかく機関砲の性能が良い。射程こそ1750mと並だが、停止時の命中精度は60%、更に火力もAP4と大抵の装輪車両の装甲を最長射程で貫通する。(ちなみに西側最良の偵察車両であるAMX-10RCの正面装甲は3。)ただし装弾数が少ないので、後続の部隊が来る前に弾が切れるとただのAPCになるので、弾切れする前に後続の部隊を送る必要がある。単純計算だと30秒ほどで弾切れになる。
最大の弱点は間違いなく装甲の薄さ。火力は優秀だが装甲は全周1と最低限なので、砲撃、爆撃、果ては東側の14.5mm機銃でも撃破される。戦車と装甲5以上のIFVはXA-185KTの天敵で、これが出てくると何もできずに棺桶になる。マルダー2やSTRF90などの重IFVが出てきたら逃げよう。歩兵も一緒に来るので消耗戦になると負ける可能性が高い。
あの微妙IFVのウォーリアー90年仕様ですら脅威になる。
先述のAMX-10RCもかなり苦手で、偵察ユニットが随伴していない状況だと待ち伏せするAMX-10RCを発見できずに確実に先手を取られる上、平野部では射程の差から一方的に攻撃される。数で頑張って押すか素直に偵察を出す方が良い。
比較
西側で機関砲装備の装輪装甲車はフランスのVAB T20/13のみ。しかし同コストでこの性能差はちょっとひどいかもしれない。(配備年の違いがコストに出ているためこうなる。)擲弾銃を装備した96式装輪装甲車も比較対象になり得るが、こっちは完全に対歩兵戦特化型と言った所。
東側だとBTR-90という強力な装輪車両が存在する。こちらもスペツナズGRUとセットで初動に猛威を振るう。ただしコストは倍の30なので、運用は全く異なってくる。
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