今年劇場で見た映画は
あと例年通りにアフィリエイトも貼る。
映画一覧
劇場で見ました。
ウォーデン 消えた死刑囚
三谷幸喜イラン人説
まさかのイラン映画からスタート。この映画、一応サスペンスとかミステリーとかに分類されているが、実際の所はシリアスな笑いのでるコメディ映画。 個人的にはテンポも良かったので高評価。
JUNK HEAD
全部俺という狂気
「え?これ一人で作ったの?」ってなる映画。デル・トロ監督が絶賛したのもうなずけるビジュアルと世界観、の割に軽い雰囲気でゴア表現が苦手でなければ結構楽しめる作品。 ただしひたすら暗い通路を歩く場面が多いせいでなんとなく長い映画のように感じてしまう。
すばらしき世界
心がしんどい。(高血圧には気をつけよう)
見終わって時間が経つと「まあこういう話って多分いろいろな場所に転がってるよね」という声が聞こえてくる、そんな映画。
ノマドランド
いろいろなことが身に起こっても、時間は勝手に流れていくしやっていくしかないんだよなぁってなる映画。
シン・エヴァンゲリオン劇場版
「完結したので100点」
「絶対にここでケリをつける」という製作者の強い意志を感じた。もうそれ以上言うことがない。
映画大好きポンポさん
「追加シーンが許せないので60点です」
多分散々言われているだろうけど、この映画の一番いい所は「90分で終わる」事。なんか軽く映画が見たいという人にはぜひおすすめしたい。
でも個人的には騒動の原因になった追加シーンはどうしても許せない。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
「3部作1作目から最高の映画」のアニメの方。
下手な怪獣映画よりも怪獣映画をやってる。とにかく描写が細かい上に飽きさせない映像づくりで最初から最後まで楽しめる。ガンダムが好きな人はとりあえず見とけばいい。 知らない人は「戦争で頭がおかしくなったええトコの坊っちゃんが学生運動に関わってそのままテロリストになっちゃう話」とか「やばい男をやばい女とイケメン有能軍人が取り合う話」とかだと思ってみればいい。
ザ・ファブル 殺さない殺し屋
「THE・娯楽映画」
こういうのでいいんだよこういうので。
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅲ』「宇宙からの遺産」
「会話と行動のドッジボール大会」なのにどうして物語が進むのだろう。
某氏に誘われてOFF会ついでに鑑賞。前日深夜に1部と2部を慌ててみたのは内緒。登場人物が皆好き勝手に動いているのに話が進んでいくのってすごくないですか? Gレコは話が難しいというのではなく、単純に登場人物が多くて全部追いかけられないだけという印象。雰囲気を楽しめ。
竜とそばかすの姫
「過酷な現代社会にはおとぎ話が必要なんだ。」
強引な話の展開だけど嫌いじゃない。電脳空間がどうのこうのというより、純粋に「心に傷を負って塞ぎ込んだ主人公が周囲との関係を取り戻す話」として観たほうがいい。
物語序盤で主人公に「どうして私だけ一人ぼっちなの?」って言わせといて、後から実は周囲の人間が皆主人公を影から見守ってましたっていう展開、幸せの青い鳥みたいで好き。
クライマックスの皆で主人公を応援する場面のためだけにすべてが存在する映画。ヒーローショーで観客が応援するあれ。
ゴジラVSコング
「一流料理人が最高の素材で作る、昔食べた給食のカレー」が再び。
怪獣が出ている時点で現実ではないのだから人間の行動の雑さや意味不明さを気にしてはいけない。
DUNE/デューン 砂の惑星
「3部作1作目から最高の映画」の実写の方。
今回はブレードランナー2049のように、困ったら「ドゥーン」って効果音を鳴らすことはないので安心。
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
実は人生初007がこの映画です
勘違いジャパンかぶれロシア人とか言う意味不明な敵と戦う話。面白かったのでヨシ
整形水
「韓国社会の闇があまりに深くて笑えない」
心の折れた主人公、一時の安定、どうにもならない結末。実質「パラサイト」ですねこれ。
黒幕キメェってなったんだけど、後から自分のYoutubeの再生履歴を見て「そうでもないか」と思い直した。
MINAMATA‐ミナマタ‐
記事主「だから人間の写真は撮りたくないのだ」
水俣病をめぐる映画というよりは、カメラマンとはなにかを考えさせられる作品。
ちゃんと日本人が日本語を喋って勘違いジャパン要素が少なかったので100点です。
アイの歌声を聴かせて
なんとなく見てみたら当たりだった作品。
方向性は違うものの「竜とそばかすの姫」と同じくミュージカル映画。シオン(ポンコツAI)の動きや行動規範が明らかに人間ではないので若干ホラーっぽい。
電源の切れたロボ娘の目からハイライトを消さないのは結構珍しいかもしれない。
マトリックス レザレクションズ
「作らなくても良かったけど、作ってくれてとても嬉しい。」
今年の締めはこれ。
1度世界を救った男が現実に戻ってきちゃった。しかも60年後に。
ちゃんと世相を反映した世界観の変化に感動する。もう機械対人間という構図は時代に合わないし、救世主は男でなくてもいい。機械との戦争を知ってる世代とそうでない若い世代の考え方の対立も今風に見える。
派手さはないけど優しい味わいの映画とでも言えばいいだろうか。漫画作品が完結した後、単行本最終巻についてくる短編みたいな良さがある。
配信で見ました
機械じかけのオレンジ
曰く「厄介映画」
当時としては色々と革新的だったらしい。よくわからんけど
2001年宇宙の旅
今作ったら上映時間が半分になりそう。
面白いんだけど長い。この映像と物語をあの時代に作っていたという事実と、このテンポの悪さが許容されていたという事実に震える。
おまけ:2020年に見た映画一覧
- パラサイト 半地下の家族
- 嘘がばれない最高の方法は「嘘をつかないこと」
- 1917
- カメラワークと撮影セットで頑張るすごい映画
- T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版
- 「男の子ってこういうの好きでしょ」で殴ってくる映画
- 地獄の黙示録 ファイナル・カット
- 長え・・・
- コリーニ事件
- ドイツ版「砂の器」誰も幸せにならない話
- はりぼて
- おっさんが謝るだけでどうしてこんなにおもしろいのか
- TENET
- 考えるな。雰囲気を楽しめ。
- ばるぼら
- 一般人は死体を弄ぶことはないそうですよ奥さん。
- 異端の鳥
- ユダヤ人美少年と行く東欧地獄めぐり170分の旅
- 罪の声
- 中の人から「爺さん共絶対許さんからな」という声が聞こえる。
- 羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来
- シャオヘイかわいい。
- パーフェクト・ブルー
- クライマックスの絵面がひどい
- 千年女優
- 最後のセリフで「ババアやりやがったな!」ってなる
- パプリカ
- この映像が人間の頭の中から出てきたという恐怖
- 東京ゴッドファーザーズ
- アニメでやる必要はないが、実写でやると絶対面白くない。
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