概要
フィンランドの152mm自走榴弾砲。おそらく2S5ギアツィントと呼んだほうが分かる人も多いだろう。ショレフと同コスト帯かつプロトタイプの高性能榴弾砲で、射撃準備時間も10秒と同じ。更にショレフやムスタと違い水平射撃能力や防御力等のおまけが付いていないため、自走砲に求められる性能はコストに対して高い。散布界もショレフより狭く連射速度も若干早いため、フィンランドで高性能榴弾砲を選ぶならTELAK91の方が良い。
比較
概要でも比較したように、同じフィンランドの高性能榴弾砲であるショレフがまず比較対象となる。しかし無駄な機能がない分安いのだからショレフを選ぶ理由は特にない。東側の高性能榴弾砲の中で比較すると、ムスタに対して射程以外すべて同等でなおかつ安いというコストパフォーマンスの良さが光る。一方でチェコスロバキアのONDAVAやユーゴスラビアのノラB、西側の高性能榴弾砲と比較すると散布界や連射速度で劣る。
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