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2017年12月25日月曜日

(少女前線/お気楽翻訳)Girls' Frontline:世界観(改訂予定)

読み始めたらそのまま日本語にしてたので。
惑星wargameにおける空襲妖精のイメージ図

結構ちゃんとした設定があるので日本語版の設定資料集が出たら買ってしまいそう。
翻訳元ページはこちら
 例によって適当翻訳なので、おかしい点があったらコメントください。あと久しぶりに文章を書いたら句読点がうまく配置できなくて悶絶している。


以下本文。とりあえず用語まで翻訳済み。それ以降は気が向いたら。
わかりやすいように年表にしてみた。

背景

1905年にソビエト連邦が初めて未知の生物の遺跡を発見、ついで彼らはそれについての研究を開始した。これが人類と崩壊/逆崩壊技術との最初の接触となる。

 ベイラン島封鎖地域の遺跡に侵入した7人の学生は、未知の物質(現在では「崩壊液」として知られている)の漏出による副産物E.L.I.D.の感染者に襲われることになった。学生たちを救出するために警察の特殊部隊が送り込まれるが救出作戦は失敗、更には遺跡内に充満していた崩壊液が漏れ出した。E.L.I.D.の効果により人類の居住可能地域は徐々に減少し、後に残った居住可能地域を巡って破滅的な第3次世界大戦が勃発した。
 戦争が集結しても国家間の緊張は続いたが、国家には最早自力で安定を維持する力が残っておらず、代わりに民間軍事会社がその仕事を引き受ける事になった。
 ゲーム本編の物語はこの時代の出来事である。
人間を襲うE.L.I.D.感染者のイメージ(嘘)

用語

A-Doll(人形)

2033年から発達した高度な知能と人間に近い外見を持つロボットを指す。彼らは日常的な作業や簡単な戦闘支援を行う能力を持ち、後に技術の進歩とともに戦闘の主役へと発展していく事になった。



T-Doll(戦術人形)


 戦闘用の人形を指す。労働力不足や戦争後の厳しい環境によって生じていた、人形の軍事用途への需要拡大に対応するため、汎用の人形を戦闘に特化させていったことが戦術人形の始まりである。
 戦術人形は2世代に分類される。第1世代は汎用の人形に武器を装備させ、改修を施して戦闘に適応させたもので、それに続く第2世代はSEAR及びダミーネットワーク・システムの搭載によってより高度な戦闘能力を付与され、より規模の大きい部隊運用が可能になっている。
 戦術人形の原型は民間用の人形であるが、後に専用の人形も開発されている。


ダミーT-Doll

自律した戦術人形(メインフレーム)は編成拡大を行うことで数機のダミー戦術人形を制御下に置くことができる。これらは母機と同等の能力を持つが、指示を実行するだけの単純な知能しか持たない。



ジーナ・プロトコル

90wish製の広域通信規格。同一地域内の戦術人形による通信網の形成と情報の送受信を可能にする専用の通信規格で、サーバや通信衛星の補助を必要としないのが特徴。P2P方式で通信を行う。


エッチング理論

2054年にペルシカによって公表された。エッチング理論によって処理された物質は新たな「場」によって特別な結合を形成することを示した。
IOP製造公司はこの理論を用いて戦術人形と武器を接続し、人間には不可能な水準の戦闘能力を戦術人形に与えることができた。
 この理論によってペルシカはIOPの支援を受けて16LABを設立、彼女はこの理論とその派生技術を保護することになった。


SEARシステム

「自分の武器がもし手足や体の一部のようになったならば、武器が離れた所にあったとしても、それがどちらを向いているかどうか知ることができるでしょう。」
エッチング理論の応用によって完成した具体的な技術の一つで、2058年に実用化しペルシカによって発表された。公式には"Advance [sic] Statistic Session Tool"(ASST)と呼ばれ、戦術人形に対応した武器を遠隔接続できる。
 戦術人形自身がそう表現したように、彼らは肉体と武器両方の感覚を持ち、常にそれぞれを感じる事ができる。まるで武器が自分の体の一部になったようになり、そのため武器に目がついているかのような芸当も可能になる。
 製造ラインから出た時点で戦術人形と武器の間には1対1の独立した接続が形成される。
ASST技術の特筆すべき点は、戦術人形を武器の特性を元に製造できる事だ。この技術を利用して製造される戦術人形は、サーバ内にある武器の性能や歴史的な経緯に関する情報を元に、使用する武器に最も適合する外観と運用、性格が決定される。これにより戦術人形が専用の武器を用いる場合の戦闘能力と精度は格段に向上し、武器の置かれている物理的環境からその位置を知覚することも可能になった。しかしそれでも物理的要因は依然として戦術人形の能力に制限を課している。
 この技術は多数の企業にライセンスされているが、コア(核心)に関する内容はペルシカ個人が独占している。


民間軍事会社

第3次世界大戦後の財政難により、生き残った国家と国際組織は大都市と産業基盤の防護に集中するようになった。一方でそれ以外の放置された地域は民間軍事会社が入札を通じて管理下に置いた。
 民間軍事会社は地域を安定化させることで巨額の利益を得ることができ、さらに企業がPMCに供給する兵器や装備の規模は次第に拡大した。民間軍事会社の主戦力は人間の傭兵だったが、すぐに人形の技術発展と共に戦術人形を運用するPMCが出現した。


グリフォン

クルーガーによって設立されたPMC。正式名称はGrifon & Kryuger Private Security Contractorである。活動資金の多くはクルーガーと繋がりのある政府関係者と営利組織から提供されている。グリフォンもかつては他のPMCと同じく傭兵を主力としていた。
 しかしクルーガーが実用化間もない第1世代戦術人形に目を付けたのをきっかけに、現在では人間の死傷者を減らすために戦術人形を主力として用いるようになっている。


戦術指揮官

グリフォンに雇用されている人間の指揮官。俗に言うプレイヤーのことである。彼らの仕事は戦術人形の管理と運用を行い、地域の安全を確保することである。
 戦術指揮官の選考基準は特殊技能や経験ではない。しかしグリフォンの戦術人形と共にうまくやっていけるかどうか、更に十分な忍耐力や勇敢さ、忠誠心を心理テストで判定する。
 この混沌とした時代において、戦術指揮官は貴重な人的資源である。戦術人形は人形のみでの行動権限を持たないため、指揮官は戦術人形部隊の頭脳とも言える存在だ。それは同時に鐵血製造公司の部隊が優先攻撃目標に指定するということでもある。
 作戦成功時の指揮内容はテンプレートとして記録され、戦術人形は同じ状況が発生した場合は自動で対処できるようになる。更に情報が蓄積した精鋭の戦術人形部隊は、短期間なら外部からの支援を受けずに作戦を実施することも可能になる。
 鐵血製造公司の攻勢によって人的資源が必要になったグリフォンは、2062年から戦術指揮官の規模を拡大している。


IOP製造公司

第3次世界大戦中に誕生した企業である。IOPは90wishのメンバーだったペルシカの技術協力により戦術人形市場に参入した。日常業務用の人形も製造している。

 IOPはグリフォンの戦術人形の主要な供給元である。両者が署名した契約書には、もしグリフォンが過剰な数の戦術人形を受け取った場合、もしくは戦場で運用可能な戦術人形を発見した場合、これらをIOPに返却し火器管制コアと武器を武器管理規程に従って破棄することが定められている。返却された人形は民間用人形として再生して再度流通する。


鐵血製造公司

長い歴史を持った製造企業で、ベイラン島事件後に形成された。幅広い最先端の軍事製品によって、地元市場の大部分を支配下においていた。
 第3次世界大戦後には90Wishのメンバーだったリコリスを自社の施設へ受け入れ、人工知能の補助を受けながら新型の戦術人形の開発を行っていた。
 鐵血製造公司の戦術人形はある事件をきっかけに暴走、人間のスタッフを全員殺害した。現在では鐵血製造公司は完全なAIの支配下にあり、同時に人類の敵となっている。


ベイラン島事件

1905年に未知の生物の遺跡が発掘され、東欧の人々は崩壊/逆崩壊技術に触れることになった。
 2030年、探検と称して数人の学生が重要機密遺跡へ忍び込み、警察の特殊部隊による彼らの救出も失敗した。更に崩壊技術の核心である崩壊液が大量に漏れ出し、世界に未曾有の大損害を与え、都市を崩壊させ、人口は急減し、汚染によって居住可能な地域は大きく減少することになった。


第3次世界大戦

ベイラン島事件の被害は地球規模に拡大し、国家は迫りくる危機に対して各々の安全を確保しなければならなくなった。衝突はピークに達し、人々の安全な土と食糧を求める純粋で野蛮な欲求は後に第3次世界大戦と呼ぼれる大戦争を引き起こした。
 戦争後の世界はそれ以前よりも更に悪くなった。文明秩序は崩壊寸前の所で踏みとどまり、国家主権が自らの領土の安全を維持できなくなった結果、民間軍事会社が台頭することになった。広い範囲が汚染され、居住にも資源開発にも適さない土地となった事で、人工知能と機械技術が人類に貢献するために発達していった。


補足

その他必要そうな単語を幾つか追加。

崩壊/逆崩壊技術

物体を自由に分解したり再構築したりする技術のような何か。ただし崩壊液が拡散するとE.L.I.D.を発生させるなど明らかに人類が扱いきれない代物。


E.L.I.D.


  廣域性低輻射症候群。崩壊液が流出することで発生する何か。あるいはその感染者。
感染するとゾンビになるとかなんとか。
 『面包房少女』には同名の敵が出現するが、ゾンビというよりバイオハザードに出てきそうな姿になっている。



90Wish


 かつて存在したエリート技術者集団。第3次世界大戦中、自動人形技術を始めとした特許を公開した。
 元メンバーとしてペルシカとリコリス(リコ)の名前がゲーム中に出てくる。


面包房少女 


 同じ開発会社が出しているゲーム。少女前線の30年後の世界が舞台。南極と世界連合が戦争をやっていたりクルーガーが登場したりする。してなかったですゴメンナサイ



参考資料、画像引用元等
English Version of Moegirlpedia 
-Girls'Frontline:Synopsis
<https://en.moegirl.org/Girls%27_Frontline:Synopsis>
Girls Frontline English Wikia 
-The story so far...
<http://girls-frontline-english.wikia.com/wiki/The_story_so_far...>




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