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2016年11月27日日曜日

(適当翻訳)A PREVIEW INTO YUGOSLAVIA …

ソースは公式ブログ


投票でイスラエルが1位となった後に告知した通り、フィンランドとユーゴスラビアの2か国をDLCで東側として追加する予定だ。

ユーゴスラビアは投票では2位となっている。それでは早速ユーゴスラビア人民軍(JNA, Jugoslavenska narodna armija)について紹介していこう。

3Dモデルやバランスについてはまだ調整中だが、ゲームに登場するユーゴスラビアは国産の攻撃機を装備し、幅広い選択肢の対空火器、協力な戦車と歩兵戦闘車の援護を受けた高度な機械化部隊というイメージの元に構築されている。


YUGOSLAV ARMORS
M47パットンがいる一方、ユーゴスラビア人民軍の戦車部隊はお馴染みのT-55とT-72が主力だ。n内戦以前のユーゴスラビアは戦車の射撃指揮装置に重点を
おいて強化を行っていた。そのため東側諸国の持つ同等の戦車に比べると、装甲が劣る代わりに射撃精度に優れている。ユーゴスラビアのT-55A TLDT-55AI Igmanはソ連のT-55AT-55AMが比較対象となる。

 ゲーム中の時代ではユーゴスラビアの主力戦車は国産戦車のM-84だ。ゲームでは4種類が3つの兵科で実装されている。もちろんユーゴスラビアは高級戦車も保有している。2種類のM-91主力戦車がそれだ。M-84の後継として90年代初頭に開発が進められていたが、ユーゴスラビアが崩壊したため開発が中止された。

機械化部隊は多数の装軌式装甲車や歩兵戦闘車を装備している。またそれらよりも軽装甲だが81mm無反動砲や20mm/30mm機関砲、歩兵戦闘車が搭載するようなATGM等の武装を施した車両が存在している。


SKYFALL

ユーゴスラビアは防空能力も優秀だ。ステルス機を撃墜したと主張しているのはユーゴスラビアくらいだからだ。

中射程の対空ミサイルが存在しない一方長距離のミサイルは2種類とSEAD対策型が配備されている。短射程、対ヘリコプター用の対空砲が脇を固めている。ユーゴスラビア軍は小型の武器を多数配備している。すでによく知られている物から国産品まであり、これらを対空機関砲に追加装備している。またPragaの派生型は対空とは異なる役割で運用される。これらの対空火器によって分厚い防空網が構築され、SEADの脅威に怯える必要はなくなるだろう。


BALKAN EAGLES

ユーゴスラビア空軍は少なくとも4機の国産航空機(Jastreb、Super Galeb、OraoNovi)を保有していた。ゲーム中には7種類が登場し、ほとんどが攻撃機であり、複数の爆弾(クラスター、ナパーム、榴弾)、ロケット、対戦車ミサイル(国産のGrom-Bを含む)といった武装を搭載する。

 しかしもっとも興味深く、またユーゴスラビア軍のマニアが喜ぶ機体はL-19ノヴィ・アヴィオンだ。ユーゴスラビア国産の戦闘機だ。制空戦闘機という重要な兵器をソ連からの輸入品から脱却すべく開発が進められた。フランスのダッソー・アビアシオンが支援を行ったため、エンジンや電子機器、武装等の面でラファールによく似ている。ゲーム中でも同じような武装を搭載するが、この機体は初飛行直前に内戦が始まり開発が中止されている。


GRUNTS
ユーゴスラビア軍は掃いて捨てるほど数多くの優秀な歩兵部隊を抱えている。精鋭の空挺部隊(Padobranci)、海軍陸戦隊(Mornarička Pes.)と親衛隊(Proleteri) が編成している。また突撃兵練度では軽歩兵 (Brdska Pes.)と機械化歩兵(Mehanizovana Pes.)がおり、さらには旧式のトミーガンを持った予備役(領土防衛軍、T.O.)もいる。

専門技能を持った特殊部隊や特技兵、偵察部隊(Granicari)も当然存在する。特に偵察特殊部隊(Senke)の後期仕様(プロトタイプ)が2人編成の対物ライフルを装備した狙撃班として実装されている。東側では唯一の存在で、カナダの狙撃班(Recce)と対になるユニットだ。

ACHILLES HEEL
一方で、ユーゴスラビア人民軍には弱点もある。彼らの装備する対戦車誘導弾は少数のファゴットを除けば殆どがマリュートカを原型としている。例え時代が進んで射程や命中精度が強化されても、破壊力はともかく射程は限られたものになるだろう。

ユーゴスラビアの機甲化、機械化デッキでは選択肢の広い装軌式APCとIFV、そしてそれと同じくらい豊富な車両部隊を運用できる。自動車化デッキはより軽量化される。装輪式の戦車駆逐車(BOV POLO等)や対空機関砲 (BOV 3, BOV 30)、火力支援車両 (Praga等)を使用できる代わりに、装甲車はTAB-71(BTR-60PBの速度強化型)と偵察APCのBOV M-86に限定されてしまう。

ユーゴスラビアの砲兵は年代物のSO-105プリースト(WW2時代のM7プリースト)、SO-122(2S1 Gvozdika)等の限られたものになるが、それらより高性能な(そして脆い)プロトタイプのNora-Bが使用できる。これはトラックに152mm榴弾砲を搭載した自走砲だ。


NOTHING EVER GOES TO WASTE!

ユーゴスラビア軍の特徴は、多くのWW2ファンを喜ばせることになるだろう。自国の軍需産業で多くの近代的な兵器を製造する一方、ユーゴスラビアは他のどの国よりもWW2時代の骨董品を運用している。

SO-76ヘルキャット(M18 ヘルキャット)、SO-76ジャクソン(M36 ジャクソン)、SO-152プリースト(M7プリースト)、M-8グレイハウンド そしてT-34B(T-34/85)だ。ジャクソンに至っては近代化改修でエンジンをT-55と同じものに換装しており、T-34BはM2重機関銃を搭載している。ここは西側と東側の交差点だ。

WW2の装備は車両だけではない。M1トンプソン MG-42 改修されたMP-40 これらは80年頃になっても依然実戦配備されていた。そしてなんと精鋭部隊であるPadobranciのトレードマークはStG44だ。



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