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2021年5月31日月曜日

α6600

なんか未だにレビュー記事が少ない私の愛機について。

この記事を書いている生物の来歴

  • α6000を3年使った後に乗り換え
  • カメラ屋で2年ほど働いてました。
  • 今は趣味で写真をたまに撮ってます。

んで実際どうなの?

買って正解だった。けどカメラを初めて買う人におすすめするような機種ではない。

下位の6000/6100/6400上位のα7に挟まれているせいで非常に評価が難しいのは確かで、α6400が価格的にも性能的にもおすすめしやすいのも相まって

  • 「じゃあα6400で良くない?」
  • 「それならα7Cまで行った方が良くない?」
  • 「というかAPS-Cで良いならフジ行けば?」

という意見が出るのも仕方ないといった所。ソニーの公式サイトでもα6600だけが1機種1列で表示されていて仲間はずれ感が強い。

まあ実質α77M3だし

良い所

電池の持ちには5万以上の価値がある。

とにかく稼働時間が長い。旅行で1日中写真を撮ってもまだ電池が30%残っているとか普通。電源をこまめに切る必要はまったくなく、最低限の省電力設定で電源入れ放し運用ができる。

ちなみに搭載バッテリーNP-FZ100の容量はiPhone12miniと同等だったりする。

安定の高速AFと高速連写

ソニーのカメラと言えばAFと連写。正直いろいろな媒体で宣伝され尽くしているので省略。ソニーのカメラを買う理由の半分はこれ。

悪い所

手ブレ補正は信用するな。

α6600の手ブレ補正はお守りくらいに思っていたほうが良い。動画撮影時の手ブレ補正なんて無いよりはマシな程度。自動化と電子補正全振りなカメラが撮影者に要求してきたのは、両手で持って脇を締めてしっかりと構える事だったらしい。

「このカメラを買う人類はきちんと構えるはずなので実質5段分だ」

みたいな言い訳が聞こえる。まあグリップが大きくなった分構えやすくはなったんですが。

「画像保存中・実行できません」

おそらくソニーの一眼カメラを使っていて最もよく見ることになる文面。SDカードへの書き込み処理中は一部の操作が効かなくなる。連写せずとも1枚撮った後でも若干もたつくので、シャッターを切った直後に設定を変えようとして「画像保存中」は割とαユーザーあるあるだと思う。

若干イラッとするやつ

相変わらず設定変更に対する反応が悪い

ソニーのカメラ共通の問題として、ボタンやダイアルを回してからの反応の遅さがある。使えないわけじゃないけどなんか微妙にもっさりしている。なんというか数値化できないところにしわ寄せが来ている感じ。

まとめ

とまあ不満はあるけど概ね満足しているのは事実で、他の人から「いいカメラですか」と聞かれれば「いいカメラですよ」と即答できる。もしNEXやα6000/5100を使っている人で乗り換え先を探しているとか、あるいは一眼レフが重たくて辛い人とかは十分検討候補に入るはず。

AマウントDLC(2万円くらい)

あとAマウントユーザーはおとなしくLA-EA5とα6600を買ったほうが良い。レフレックスレンズでもAFが使えるから。

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