画像は全く関係がない。
なんだかんだ言いつつ今年もそこそこに映画を見たようなので、去年と同じようにアフィリエイトを張りつつ各映画について簡単に書く。
この世界の片隅に
2016年の映画なんだけど見たのは2017年の元旦なのでここに出しておく。何というか、手のひらの指の間から少しづつ淡々と日常が溢れ落ちて壊れていくような映画。平和って大事だ。
君の名は IMAX版
音が全く割れない!スゴイ!以上!沈黙 -サイレンス-
劇伴が全くない!スゴイ!静か!主人公のメンタルはぶっ壊れても信仰までは壊れなかった。
あと原作小説。
遠藤周作の作品なら「海と毒薬」が最高なので皆さん読みましょう。
ゴースト・イン・ザ・シェル
中の人の押井守版攻殻機動隊への愛情は伝わるが、大人の事情のせいで警察ドラマのような何かになってしまった悲しい映画。出来は悪くはないが良いとは決して言えない。攻殻機動隊の実写化が観たい人はマトリックスを見ましょう。
メッセージ
今年の映画で一番おもしろかった。と言うかこの記事はこの映画のために用意したと行っても良い。あのばかうけが地球にやってくる映画である。異文化コミュニケーションの大変さと麻雀で宇宙人と意思疎通を図ろうとする中国人、そして人類の危機まで広がった風呂敷が最後には主人公の生き方にまできれいにまとまっていく展開は本当に神がかっているので皆さん見ましょう。
見ましょう。
あと原作小説
ハードコア
メッセージと同じ日に観た。一人称視点でこういう映像表現ができますよという実験作としてみれば素晴らしいが、話自体はそうでもない上にグロ描写が激しいので人におすすめできない。個人的にはコメディ映画扱い。パワーレンジャー
無難オブ無難。でも子供連れなら戦隊ヒーローや仮面ライダーを見るし、じゃあ大人向けといえばそうでもなさそうだし、どこを狙ったのかよくわからないけど決して悪い映画ではない。続編を匂わせるような終わり方だったが多分無理なのでは。BLAME!
原作未読。でも分かりやすい展開とよくできた映像で最後まで楽しんで見れる。もうちょっと何か書いたほうが良さそうだけれども、投稿直前に思い出した程度には存在を忘れていたので察してくれ。美しい星
地球温暖化問題には冷戦時代の核戦争ほどの重苦しさは無い。なんというか評価がしづらい。案外楽しんで見ることができたはずなのに理由をうまく表現できないのが理由。全部宇宙人のせいだ。ハクソー・リッジ
主人公の脳みそが明らかにおかしい。恐怖を感じる機能が欠落しているとしか思えないしいつも微妙に笑顔。しかし彼は宗教的縛りプレイのお陰で英雄になってしまったという話の映画。不殺プレイでなければ間違いなく日本兵を殺しまくって勲章をもらっていただろう。あとゾンビ映画みたいな日本軍。ダンケルク
映像で全てを圧倒していく系の映画。劇伴も抑え気味で淡々と話が進むが、ミリオタは大いに盛り上がる事間違い無し。ミリオタ以外は・・・。皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
スーパーパワーを手に入れて最初にやったことが「ATM丸ごと強盗」とか言う最高にしょぼいチンピラヒーロ-の登場である。チンピラが一人のメンヘラ鋼鉄ジーグオタクの女性との交流を経て心を入れ替えていく展開が良い。ブレードランナー2049
レプリカントと人類の対立とかウォレス社の陰謀とか、壮大な話と世界観を全て放り投げてイケメンで真面目でAI彼女にぞっこんな主人公Kが人生を振り回される話を描いた。ここまで壮大な世界観を無駄遣いした作品も珍しいのではないだろうか。最後の戦いはハリソン・フォードを水責めするために用意したのではないかと思ってしまうがそんなことを気にする生物は多分いない。ダンケルクと同じく映像で圧倒していく作品なので話の中身は割とどうでもいい。最近の映画としては異様に長い上映時間だが、圧倒的な映像と定期的に訪れるシリアスな笑いのお陰で案外飽きずに見ることができる。
GODZILLA 怪獣惑星
意外にもゴジラがちゃんと怪獣しててワロタ。外見の割に殺意はシンゴジ並。シンゴジは神になりかけたがこっちのゴジラは生態系を作り変えて地球そのものになってしまった。デカすぎ。何見るか決まってないけど映画を観たい人にはとりあえず勧めておく枠の映画。一応3部作らしい。
スター・ウォーズ/最後のジェダイ
必要なものは全部入れてあるけど、何も入ってないように見える。レイトショーで観たからいいが日中の料金だったらちょっと頭を抱えていただろう。個々のキャラの見せ場はあるし映像も高品質なのだが、長い割に色々なものを詰め込みすぎたのがいけない。過剰なファンサービスのために金を払えるかどうかがこの映画を見る基準になる。
来年公開予定で気になる映画が見つからないので、面白そうな映画があったらコメントください。
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