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2014年5月12日月曜日

[Wargame:Red dragon]武器の属性とか


ゲーム中で使用される武器の属性についての話をポリポリ。羅列しているのでCtrl+Fを使って検索してください。

探している項目が無かったり、嘘が書いてあっても泣かないこと。
これ読んで負けたとか言われても責任取れない。



[AoE]:Area of Effect
 要するに範囲効果。弾が命中したユニットだけでなく、着弾点の周囲にいるユニットにもダメージが及ぶ。適用されるのはHEダメージのみで、当然着弾点からの距離とダメージは反比例する。
 逆に歩兵の小銃、機関銃にはAoE属性が無いため攻撃したユニット以外にはHEダメージが入らない。ここでいうダメージは耐久値に対するものだけでなく、ユニットの士気を下げるものも含まれるようで、敵からの攻撃が当たらなくてもユニットの士気が下がるのはどうもこのためらしい。

[HEAT]:High Explosive Anti Tank
 弾頭に入っている炸薬のエネルギーを用いて装甲を破壊する方式を用いる成形炸薬弾や、剥離効果を利用した粘着榴弾を使用していることを示すのがこれ。次に出てくる[KE]と対になる属性で、APダメージを持つ武器には必ずどちらかが付与される低級戦車対戦車ミサイルに多い。初速が低くても威力が出るのがその理由。
 ゲーム中では距離による威力増加が起きない代わりに、敵の装甲がAPダメージを上回っていても必ず1ダメージは入る

[KE]:Kinetic Energy
 要するに徹甲弾。運動エネルギーで無理やり装甲を抜く方式で、高初速徹甲弾、装弾筒付徹甲弾なんかを使っていることを示す属性。こっちは弾の速度が重要になってくるので当然距離が離れるほどに威力は下がる。中級~高級戦車はこっち。みんな大好き90TKもこっち。
 最低でも1ダメージは入る[HEAT]に対して、こっちは装甲を上回らないとダメージは入らない。ただし距離が近づくほど威力が増加する。つまり表示されているAPダメージは最大射程時のものなので、射程が長いほど威力増加の恩恵を受けやすいことになる。ちなみにT-34は0距離で撃っても90TKの正面装甲は抜けない。合掌・・・。



[GUID]:Guided
 ほとんどミサイル専用の属性。命中するまで誘導し続ける必要があることを示す。もっというとミサイルが目標に命中するまで動いてはいけない。動くとミサイルがあらぬ方向に飛んで行く。
 ついでにこの属性を持っているミサイルの誘導方式の一部も書いておく。

MCLOS: Manual Command to Line of Sight/手動指令照準線一致誘導方式
 射手が全部自力で誘導する。MGSのリモコンミサイルと全く同じ。現実では早過ぎると操作できないので弾速は遅い。更に命中精度も悪い。曰く「職人芸を要求される」らしい。この方式を採用しているのはかなり旧型のミサイルとあのブロウパイプ

SACLOS: Semi-Automatic Command to Line of Sight/半自動指令照準線一致誘導方式
 ミサイルの操縦をコンピュータに任せて、射手は目標を照準に捉えるだけで良くなったのがこの方式。ゲーム中のATGMは多くがこの方式。対戦車・対空の両方にこの誘導方式が使われているあたり、完成度はきっと高い。はず。

SALH: Semi-Active Laser Horming/セミアクティブレーザー誘導方式
 ココらへんからハイテク。目標にレーザーを当て、その反射波に沿ってミサイルを飛ばす方式。ただし地上ユニットはSALHでも[GUID]属性。

[SA]:Semi-Active
 これもミサイル専用の属性。[GUID]と違ってこっちは動いても問題ない。ただし目標が視界に入っている必要があり、発射したユニットが死んでも誘導が切れる。でも動けるだけ上の方式よりはよっぽどましになった。技術の進歩を噛み締めましょう。
 対戦車ミサイルだと高コストユニットが、対空ミサイルの場合は中距離対空ミサイルの多くがこの属性を持つ。

[FnF]Fire and Forget
  いわゆる撃ちっぱなし能力で、この属性を持ったミサイルは勝手に目標まで飛んで行く。短距離対空ミサイルに多いのがこれ。ミサイルを発射したユニットが撃破されても目標が視界から消えても誘導されつづける。しつこい。



[STAT]:Stationary
 静止していないと射撃できない武器にはこの属性が付く。歩兵の持っている機関銃やミサイルが代表的な武器で、機関銃を使わなかったがために撃ち負ける歩兵とか、ミサイルを撃たずにヘリに撃破される対空ユニットとかを見るたびに思い出してしまう。そんな属性。
 ただし射撃するために静止しなければいけないのであって、その後も静止し続ける必要がない武器もある。チャパラルは[STAT][FnF]の両方を持っているので射撃後に移動しても問題ない。

[CORR]:Corrected Shot
 直訳すると修正射。ほぼ砲兵専用の属性で、視界に入っている範囲に砲撃する場合に散布界が小さくなる。FO(前方観測班)を再現したものらしい。

[SMK]:Smoke
 着弾点の周辺に煙幕を発生させる煙幕弾を発射できることを示すのがこの属性。これも砲兵専用。視界だけでなく射線も遮ることができるので、突撃時に使用するといいかもしれない。いわゆる「モクモク作戦」。ただし弾薬は通常の砲撃と同じように消費するので、榴弾砲でこれを使うのは若干もったいない。

[CLUS]:Cluster Munition
 自己鍛造弾を広い範囲にばらまく。軽装甲なユニットが密集していたり、歩兵を搭載して移動中の装甲車の車列に投下すると恐ろしいことになる。この[CLUS]属性をもった武器はなぜかHEダメージを持っていないため、歩兵はダメージを受けない。航空機の他、一部のMLRSがこの弾頭を使用しているが、根本的に威力が足りないので使う人は少ない。まあ士気に対するダメージは入るのでそれ目当てで撃ちこんでも良い。通常の爆弾のほうが士気をよく下げるけど気にしてはいけない。


[NPLM]:Napalm
 着弾点の周囲に火災を発生させる。この火災の中に入ると持続的にダメージを受ける他、士気もバリバリ下がる。歩兵、軽装甲ユニットの撃破から、敵ミサイル陣地の命中率低下まで、汎用性が高い。あと発生する火災は煙幕と同じ効果を持っているので、代わりに使うのも有り。



[RAD]:Radar
 ミサイルの誘導にレーダーを使用する対空火器にはこの属性が付く。これが付く武器は大半が対航空機射程に優れ、上空視界が広い。ただし下にある[SEAD]属性のミサイルが飛んでくるので注意。仕事のできるイケメンにはヤンデレがつきものらしい。

[SEAD]:Suppression of Enemy Air Defence
 [RAD]属性を持った武器を装備したユニットまで自動的に飛んで行く。弾速がすさまじい上、最近のアップデートで命中率が上方修正されたためかなり凶悪になった。
 [RAD]属性の武器をOFFにすると誘導が切れる。ただ多くの場合ミサイルは慣性でまっすぐ飛んでくるので、地面に激突した時の爆風でダメージを食らう事がある。

[CQC]:Close Quarter Combat
  割と高コストな歩兵の持つ分隊支援火器付与されることの多い属性。市街地の同一区画内で戦闘した場合でも機関銃を射撃できる。つまり逆を言うと分隊支援火器は通常同一区画内の敵には使用できない。むしろこれが付いている機関銃を持った歩兵は止まらなくても機関銃を撃てる事のほうがよっぽどプレイヤーにはわかりやすいメリットなのでは。

だいたいこんな感じ。忘れている項目があったら言ってください。

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