(Wargame: Red dragon)Mud Fight初動展開メモ

　あの集落を取れば良いというものではない。

前書きと動画の紹介

　2v2でMud FightのALPHA方面を担当する場合の初動展開の一例をメモしておく。それと日本最強のレッサーパンダが上げた動画も参考にすること。というか内容はあんまり変わらない。

基本方針

　ALPHA-DELTA間の集落は重要だが必須ではない。

その後ろにある本陣と集落を繋ぐ道路の方が重要であり、ここを遮断できればALPHAも集落も取れる。

雑な図

　安歩兵を集落に突入させて時間を稼いでいる間に、ALPHA側を落として集落への増援を遮断するのが基本方針となる。

初動編成

　間違えて北欧デッキを選択しているが、初動部隊の基本構成は概ね同じ。

初期ポイントが1500ptだったので下の画像では500pt余っている。

高級戦車と対空

　敵高級戦車と正面から撃ち合う為に必要。敵が集落や森林を確保するための火力支援として中級戦車を出していた場合にこれを排除する役割を負う。

集落に突っ込む安歩兵

　装輪車両に乗っている方が良いが装軌でも問題ない。集落がどの程度重要になるかは相対的な問題であるが、無抵抗で明け渡すわけには行かないために初動で突入させる。全滅しそうになったら適宜補充する。

迫撃砲

　高級戦車と切っても切れない関係にある。煙幕を張って高級戦車を守るだけでなく、必要に応じて火力支援も行う。

ALPHA制圧のための歩兵

　本当はもっと欲しい。高APの対戦車火器を持った突撃兵3分隊以上が望ましい。初手で出せないので増援でバンバン出す。

偵察

　説明不要。ALPHA側とDELTA側に1分隊づつ配置。必要に応じて数を増やす。

DELTA側には偵察戦車の方がいい場合もある。

対戦車系ユニット

　平野部に1ユニットでも置いておくとたまに活躍する。

　ユーロコープスで行くならこんな感じ。AMX-10RCは神。

VAB VDAAはクロタルの継戦能力を補うために用意している。

戦闘開始後に増援として呼び出すユニット

　初動の移動中に呼び出す。初動で出した対空の弾が少ない場合は補給ユニットよりも対空のほうが良い。特にエンテンテやユーロコープスは対ヘリ対空の継戦能力に難があるので注意。

補給車両

　対空と戦車の補給用。損傷してから呼ぶと時間がかかるので早いうちに呼ぶ。

ALPHA攻めの歩兵部隊

　いっぱい出す。IFVや火力支援用の戦車もいると尚良だが基本は歩兵。

戦闘開始後の動き

高速移動

　深く考えてはいけない。全ユニットをあの集落に向けて高速移動させる。細かい指示は移動中に出す。

迫撃砲のナンバリング

　移動中に迫撃砲をナンバリングしてすぐに煙幕を展開できるようにする。

Ctrl+数字キーで設定し、その後は同じ数字キーを押すだけで迫撃砲を選択できる。

移動指示を出し忘れると最前線まで行くので、ナンバリングと新たな移動指示は一緒にやっておく。

　実はこの場所、迫撃砲によっては射角制限で撃てない事がある。別に敵が来るような場所ではないので平野のど真ん中に置いても全く問題はないが、道路の上だと対砲兵射撃を受けた場合に移動中の増援部隊が巻き添えを食うことがあるので注意。

ALPHA攻め部隊の展開指示

　三叉路のあたりで通常の移動指示を出し、歩兵部隊をALPHAに向かわせる。高速移動のままだと集落のある三叉路まで走っていくので注意。各分隊に移動指示だけでなく、降車の行動予約もしておくと操作量の節約になる。

　ユーロコープスで外人部隊をALPHAに向かわせた場合の例。VABのいる場所が降車地点。密集させると爆撃や砲撃で吹き飛ぶのである程度間隔をとって横に並べる。

偵察の展開指示

　DELTA側に1分隊。集落を視界に収めることができる位置に1分隊。もちろん武装はOFFにする。この画像では平野部に1分隊、ALPHAの右側に1分隊を配置している。

増援の呼び出し

　ココらへんで100ptはたまっているので今のうちに増援を呼ぶ。

煙幕の展開と高級戦車

　基本は集落の後方からALPHA寄りに展開するが、敵高級戦車の動きによってはDELTA側に行く場合もある。

　最初に展開するのは集落の後方。ここからALPHAの右側を戦車が前進するので、煙幕も当然その移動経路に沿った形になる。

この後の動き

　ALPHAの森林を押しつつ戦車も煙幕とともに前進していく。集落後方の道路を戦車の射程に捉えることができれば大成功。集落への後方連絡線を遮断できれば、後は安歩兵を流し込み続けるだけで取れる。

　ユーロコープスでやった場合の理想。ただし通常は敵も真面目に戦うので、集落が取れてなかったりルクレールが撃破されていたりする。

失敗した場合

高級戦車が生きていれば歩兵をかき集めて再チャレンジ。ただし集落には近づかないこと。

反対側の戦域は？

平野部なので攻めにくく守りやすい。煙幕を上手に扱えてなおかつ敵攻撃機が既に消耗しているのなら攻めても良い。