2016年12月27日火曜日

今年見た映画の話(2016年)

Wargameネタに手が伸びないのでポリポリ。今年見た映画を(amazonの広告とともに)雑に紹介していく。ぶっちゃけるとamazonの広告機能を使ってみたかっただけの記事。


オデッセイ
 日本では2016年公開の映画だったらしい超前向き火星サバイバル映画。でも見たのは去年のような気が・・・。色々あって火星に取り残されてしまった宇宙飛行士が有り余る脳みそを絞って生き抜く話。原子力電池は暖房になり壊れた探査機は通信機やラジコンになり、この映画を見た人は芋を食べたくなる、そんな映画。




レヴェナント: 蘇えりし者
 圧倒的な映像レオナルド・ディカプリオの喘ぎ声を2時間半に渡って堪能できる映画。大自然の中重症を負って取り残され、その上息子を殺されてしまった男の死さえ乗り越えて復讐を果たそうとする執念と、いろいろな意味での冷たさが表現される。善人は死ぬ。復讐は虚しいとか、生きる意味とか色々な題材があるのかもしれないが、個人的には映像と喘ぎ超えだけでもうお腹いっぱい。中の人の「俺はこれがやりたかった」というのがあるだけで高評価な映画。



ガルムウォーズ
 押井守の好きなものを全て放り込んでいるのだが、お金の都合か映像の作り込みは・・・。石油王がいたら彼に10億円くらいプレゼントして続きを作らせてほしい。幾つかの部族が戦争を続ける惑星アンヌンで、色々あって異なる部族の3人(と神の使者みたいなやつが1人)が真実を見てしまう話。ちなみに小説はこの映画のその後の話だが、そもそも本編も小説も見てない人が多いのでポリポリ。



あと小説。この内容そのまんま映画にしてもヌーンってなる。



 トレーラーは海外版の方が良いと思う。



シン・ゴジラ
 説明不要。なんだかんだで4回みた。映画館という感覚と思考を制限された環境で見ないと評価が落ちるという揚げ物のような映画。それでも結構人を選ぶのだが、久々のゴジラだし真面目に作ってるし同時期の大作邦画が何とも言えない状況だったことを考えると高評価なのは当然だろう。(別にゴジラでなくてもいいよねとか言うのは無しで)
緻密に描かれる日本歩く理不尽のようなゴジラ。実際の所どちらが「虚構」でどちらが「現実」なのかはよくわからない。




君の名は
説明不要。映像はきれいだしよく動くし話もまあハッピーエンド。しかし恋愛映画と言われているのに、記事主が見に行ったときは男子学生2人組がいるのに男女のペアがいないという不思議な状況だったのでポリポリ。(平日だったのでスカスカ)




ノーザン・リミットライン
映画館で見たわけではないけどこれも一応紹介。前半部分で死亡フラグを乱立させ、戦闘シーンに入ると怒涛の勢いで全部回収していくのはスゴイ。戦闘シーンはさすが戦時国家の戦争映画という感じ。



野火
やっと見た。狂気とは本来は恐ろしいものなのだ、という感想以外にない。



帰ってきたヒトラー
このブログを見る人には説明不要。まああまり政治的な話はしないつもりなので細かくは書かないが面白い作品。




艦これ劇場版
地雷を踏みに行ったら佳作という映画。出来が悪く無いせいでネタにできず、かと言って素晴らしい出来とは言えないのでどう扱えば良いのか・・・。まあこの方向性で2期をやるんなら文句は出ないだろうということだけは言いたい。戦闘シーンや妖精さんの描写は割と頑張っているし無駄なギャグ要素は無い。

あと印象に残っている場面といえばこれ。


砂の器
原作は松本清張なので当然といえば当然だが、日本社会の闇をうまく描いた作品。
蒲田で死体が見つかった殺人事件はぐう聖がぐう聖であるがゆえに起こってしまった悲劇だった、という話だが、終盤になって犯人の動機や事件の経緯がわかるに連れて本当にやるせない気持ちになる素晴らしい映画なのでぜひ見ましょう。




ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
ハリー・ポッターの世界観が宇宙世紀ガンダムみたいに大きく拡張された作品。魔法動物に関わる騒動を通じて描かれる魔法使いとマグルの間の関係とか、作品自体も良くできているので将来に期待が持てる。面白いけどIMX3Dで見ると残像感が激しかった事が残念。


ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
「日本人に受けそうな洋画」であることは間違いない。続編()もあるし。英雄譚の裏側には死体の山がありますという映画。序盤はちょっとだるいけど終盤になるにつれて盛り上がるので安心。




来年は
沈黙
「MADMAXモノクロ版」
「君の名はIMAX版」
攻殻機動隊
虐殺器官
を見たい。遠藤周作の「沈黙」が映画になったのだからここは「海と毒薬」も如何ですかマーティン・スコセッシ監督。

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