プロトタイプに分類される榴弾砲の中には、他の榴弾砲よりも照準時間が短いものが存在する。通常の榴弾砲は30秒かかるらしいが、こいつらは10秒で撃ち始める。もちろん高コストで配備数も少ない。
運用
通常の榴弾砲と同じように火力支援に使ってもいいが、一番この手のユニットが活躍できるのは対砲兵戦闘。砲撃の煙が見えたら速やかにその地点に砲撃を行ってやると、精度の良さと射撃までの早さも相まって効果的に敵砲兵を無力化できる。たとえ撃破できなくとも士気を下げてしまえば散布界が広くなるために敵の火力を大幅に減らすことができる。
通常の榴弾砲では射撃開始が遅いので、撃ち始めている頃には敵の自走砲は陣地転換が終わっている事が多く、相手がよほどの初心者ではない限り当たらない(基本的に全ての砲兵は射撃あとに移動するよう行動予約しないといけない。そうしないと対砲兵戦闘で負ける。)上に、迫撃砲だと射撃は早いが射程と威力が足りない。
高性能榴弾砲がない国は対砲兵戦闘でかなり不利になるということは覚えておいたほうがいい。
具体的に言うと西ドイツ、カナダ、デンマーク、ノルウェー、ANZAC、自衛隊、ポーランド、中国、北朝鮮。特にレッドドラゴン組は、連合だろうが国単体だろうが砲兵同士の撃ち合いで勝つことは難しい。
以下、プロトタイプの高性能自走榴弾砲群
M109A6 パラディン(アメリカ、コスト:120)
M109系統の最上位。特に可もなく不可もなしの榴弾砲。
AS-90(イギリス、コスト:130)
1回の射撃で3発を高速で射撃するのが特徴。そのため1両でも火力密度が高い。
K-9(韓国、コスト:125)
時代を超えてやってきてしまった兵器。ブルードラゴンデッキではOH-1で観測してK-9で砲撃するという極悪コンボが使える。
カエサル(フランス、コスト:120)
西側唯一の装輪式、というかトラックに榴弾砲を載せた自走砲。装甲も搭載弾数も少ないがそのぶん安い。
バンドカノンC型(スウェーデン、コスト:130)
毎分16発という脅威の連射速度を持つ化物。ただし搭載弾数と機動性が死んでいる。FOBに隣接して固定砲台のように使う感じだがそうするとスメルチや敵の対砲兵射撃の餌食になるので注意。
ムスタ(ソ連・東ドイツ、コスト:130)
東側のパラディン。特徴がないのが特徴。
ONDAVA(チェコ・スロバキア、コスト:120)
東側の装輪式榴弾砲。装甲もあるし機動力もあるし搭載弾数もカエサルよりは多いのでかなり優秀。
おまけ
M270 MLRS(西側諸国、コスト:120)
西側の標準的なMLRS。実はこれも射撃開始が早い。ただし配備数や発射弾数が少ないという問題があるので結構微妙。
ATACMS(アメリカ、コスト:150)
説明不要。歩兵以外のあらゆる地上ユニットを1撃で葬り去ることができる米軍のトンデモ兵器。
BM-30 スメルチ(ソ連、コスト:140)
説明不要。強いせいか最近のパッチで配備数周りの下方修正が入った。
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