2014年10月24日金曜日

[Wargame:Red dragon]砲撃ですぐ死ぬ系男子

歩兵はつらいよ。

※CQC属性について追記。

歩兵に関する説明をポリポリ。

歩兵全体の特徴
脆い
 砲撃で死に、爆撃で死に、戦車にふっとばされ、ナパームで消し炭にされる。とにかく脆弱。
ナパームで死ぬのはソフトスキンと歩兵くらいである。


遅い
 車輌に比べれば徒歩なのでどうやっても遅い。ちなみに森の中だと車輌の速度が落ちるために相対的に速くなる。特殊部隊に一部の装甲車が追いつけないのはこれが原因。

見つかりにくい。
 ただし茂みや建物にこもると非常に見つかりにくい。この利点が結構大きい。
それっぽいイメージ図


あらゆる地形を踏破できる。
 基本的に水以外は全く問題ない。どこにでも行ける。
山の上に偵察歩兵や対空歩兵が陣取るととてもうざい。


だいたい上の4つで説明が終わってしまうが、これを踏まえて色々話を書いていく。なお偵察歩兵に関しては偵察カテゴリの記事を参照すること。

歩兵の階級
 歩兵には役割と装備による分類に加え、能力の高さによって5段階に分けられている。
同じ小銃分隊でも正規兵と突撃兵では足の速さや命中精度が異なるだけでなく、選択できる練度も異なるので撃ち合いになると正規兵がスタンしてそのまま全滅する事も多い。ぱっと見では分からないが、実は連射速度も階級に応じて上昇する。できるだけ階級の高い歩兵を使うのが望ましいが、当然階級が上がればコストも上がる配備数は少なくなる。

予備役
 プロトタイプ扱い。15人か10人編成。武装も貧弱で肉壁としてすり潰されるのが仕事。とにかく数が出るのが最大の利点だがそれ以外の利点は全く存在しない。
突撃する仏軍予備役。2014年は第1次大戦100周年である。


正規兵
 歩兵の半分はこれ。というか基本。ただし基本だから主力になるというわけではない。ごく一部の歩兵は分隊支援火器にCQC属性が付いていたりするが、基本的に止まらないと機関銃は撃たない。民兵よりは士気低下が遅いのでそこそこ持ちこたえるが持ちこたえるだけ。時間稼ぎ裏取り対策のばら撒き要員として、あるいはIFVのオマケとしてマップに呼び出されるのが仕事。
ヘリから補給を受ける歩兵。当然だが車両から降りないと補給は受けられない。


突撃兵
 正規兵より若干足が速く、武器の命中精度も良い。戦闘に置いては突撃兵が歩兵の主力になる。一部の小銃分隊と軽歩兵が含まれる。あと装備している分隊支援火器はSTAT属性の代わりにCQC属性が付いているので走りながら機関銃を射撃できる。すごい。敵陣地への攻撃ではできるだけこの階級以上の歩兵を投入したい。
東ドイツの歩兵。機関銃を走りながら射撃している。


精鋭部隊(特殊部隊)
特殊部隊とほぼ同義なので省略。超強い

歩兵の種類
小銃分隊
 基本中の基本。そこそこの対歩兵戦能力、そこそこの対戦車能力を持つ。裏返せば中途半端なユニットでもあるが、なんだかんだで必須のユニット。正規兵の小銃分隊と突撃兵以上のそれでは運用が全く異なり、正規兵以下は動く的、それ以上は普通の歩兵とも言える。大半が10人編成だが15人編成のユニットもいる。


対戦車歩兵
 対戦車ミサイルを装備した歩兵。一部の軽歩兵も対戦車ミサイルを持っているが、こちらは対戦車ミサイルと小銃しか装備しておらず人数も少ない。見つかりにくさを活かして強固な防御陣地を構築できる、というか絶対に茂みや建物に隠して使う。敵の対戦車ミサイルによる攻撃を受けないのも強み。2人か5人編成
戦車は視界が狭いので一方的に殴れる。見つかったら死ぬ

火力支援歩兵
 小銃分隊も持っている対戦車火器を主装備とする。小銃分隊と違って彼らの無反動砲やロケットランチャーは歩兵も攻撃できる上に、そもそもこの手の装備がすさまじい制圧力を誇るために歩兵をハメ殺すこともできる。エリクスATGMなんかはちょっと特殊だがやる気が出ないので省略。短射程高火力、超射程低火力、擲弾銃の3種類に分類できる。全て5人編成。
そういえば最近のパッチで歩兵の対戦車火器の照準時間が短縮されたそうで、もしかしたら火力支援歩兵もその恩恵を受けているかもしれない。

対空歩兵
 短射程の対空ミサイルを装備した歩兵。対戦車歩兵と同様脆いので隠して使う。通常の対空に比べるとどうしても威力と射程が劣ってしまうが、コスト面で有利な他、移動手段との組み合わせで幅広い運用ができる。ヘリと組み合わせれば防空網の迅速な穴埋めができ、装甲車と組み合わせれば砲撃時に装甲車に収容することである程度脆さを補うことができる。2人か5人編成


工兵
ナパーム属性の火炎放射器かロケットランチャーを装備した歩兵。対歩兵戦に特化していて、森や市街地では敵歩兵をものすごい勢いで燃やしていく。正規兵の火炎放射歩兵でも突撃兵を一方的に全滅させることが有り、市街地や山の中では必須の歩兵。ただし戦車が来ると死ぬ
火炎放射歩兵は10人編成だが射程が短く、ナパームロケット兵は5人編成で少ないが射程が長い


軽歩兵
対戦車火器ミサイル長射程の無反動砲になった小銃分隊。ただしゲームバランスの都合上無反動砲を歩兵に撃つことはない。たまに普通の小銃分隊と同じ装備のユニットもいるので少し紛らわしい。通常の小銃分隊に比べると長射程での対戦車戦闘能力が高く、階級の高さもあって頑丈。ただし接近戦になると対戦車ミサイルは照準時間の都合で撃ち負けることが多い。ヘリと組み合わせて開幕の陣取りに使うと相手に嫌がられる。10人または15人編成。



特殊部隊
下手するともうこいつらだけでいい、そんなユニット。素の能力だけでなく選択できる練度も非常に高く、これが市街地に陣取ると大変なことになる。SASのような特殊な装備のユニットもいるので選ぶときに注意。
ポーランドの誇る特殊部隊



どう運用するか
陣地構築
市街地や茂みに陣取る。基本的に対戦車歩兵と対空歩兵(と偵察歩兵)の仕事。ただし同じことろにとどまると砲撃でふっとばされるので注意。

陣地への突撃
できるだけ足が速く練度の高い歩兵を投入するのが基本。あと十分な数が必要。更に戦車やヘリ、航空支援の下に前進するのが望ましい。
敵が遠距離から攻撃できる場合は煙幕を使う。煙幕で視界を遮り、ある程度の距離まで装甲車で肉薄してから歩兵を降ろす。特に射程の短い火炎放射歩兵で陣地に取りつくには事実上この方法しかない。煙幕は攻撃以外にも色々と活用ができるので覚えておくこと。
村落に突入する中国軍歩兵



市街地戦闘
ほぼ上に同じ。敵歩兵に対して火炎放射歩兵、小銃分隊の順番で並べると効率的な気がする。
ナパームも煙幕と同様に視界を遮る。

 CQC属性って何ぞや?
 この属性を持った分隊支援火器は、市街地の同一区画内の敵に対しても使用できる。例えば正規兵は同一区画内の敵には小銃しか撃てないが、突撃兵の大半は小銃と機関銃の両方で攻撃できるため、火力にかなり差が開く。敵味方が同じ区画内に入っている場合はその区画が紫色になるので、その時に確認してみるといい。つまり車載機関銃に付いているCQC属性は全く意味が無い。


敵地への浸透
時間が掛かるからあんまりおすすめしないが、やるなら対戦車、対空、偵察などの各歩兵だけでなく、補給も考える事。
敵地後方に投入される特戦司


運用するにあたっての注意点、小技
極力隠れる。敵の視界にはいらない。
絶対に守る。視界から隠れられないなら煙幕を張る。

車輌を活用する。
組み合わせて出てくるAPCやIFVは使い道が多い。特にIFVは強力な機関砲や対戦車ミサイルを装備し、装甲もあるので重宝する。ただし高価

IFVがメインなのか歩兵がメインなのか


単純に装甲車単体を戦力として用いるだけでなく、おろした歩兵を再度搭乗させて移動手段として用いるのも有効。歩兵の移動速度を補えるだけでなく、砲撃やナパームに対してある程度の防御力を得ることができる。というかAPCの本来の用途は歩兵を砲爆撃から守りながら移動することなのだから当然の運用法だったりする。ただし面倒くさい。

一番大事なのは「どう云う状況で使うか」をはっきりさせること。


うさぎ跳び
市街地は各区画ごとに分かれているが、歩兵は区画から区画へ飛び移ることができる。これをうさぎ跳びと言い、砲爆撃の回避や攻撃、移動に利用できる。ただし速いわけではないので注意。

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